FRDジャパンについて

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世界の食料事情と水産物の需要/供給

発展途上国を中心とした人口増加とそれらの国々における経済状況により、世界の食料事情は不安定さを増しています。
例えば水産物の場合、日本人一人あたりの消費量が減少傾向にあるのに対し、世界の水産物消費量は増加の一途をたどっており(*1)、世界の一人あたりの年間水産物消費量は、この50年間で約2倍へと増加しています。

世界の食用魚介類の国別供給量の推移
【*1:世界の食用魚介類の国別供給量の推移】

日本の漁業・養殖業生産量の推移
【*2:日本の漁業・養殖業生産量の推移】

(FAO“Food Balance Sheets”,水産庁“平成22年度水産白書”より)

まわりを海で囲まれている日本は、これまで多くの水産物の恵みを享受してきましたが、漁業における生産量は1984(昭和59)年をピークに減少の一途をたどっています。一方、そのような状況下で期待を集める養殖業ですが、適した海域が限られているという従来型養殖に頼っている現状では、生産量が頭打ちになってきています。(*2)これからの世界の水産物需要を考えれば、養殖へと力点を移さざるを得ないことは明らかですが、将来に向けて、自然環境に左右されない新しいタイプの養殖を実現する中で、安定供給を求める市場の声に応えていく必要があるのです。

FRDジャパンのミッション

これまで、農業や水産業など食料生産に関する1次産業は、気候変動や自然災害など環境変化の影響を受けやすい反面、伝統的な地域経済を支えてきたという重要な役割を担ってきました。その一方、我が国における農・水産業従事者は他産業よりも押し並べて高齢化が顕著であり、施設や設備の老朽化とともに地域経済の先行きに大きな不安を与える要因にもなってきています。
FRDジャパンは、そのような状況を踏まえ、食料生産様式の多様性を広めるべく、環境制御型食料生産の産業化に向けて邁進しています。そして、農業や水産業を1次産業として終わらせるのではなく、6次産業化へ向けた推進を核とした事業展開を行っていきます。同時に、雇用促進などの手段を通じた高齢化社会への対応と、省エネ・省コスト化への要請に応えながら、継続可能な地域活性化事業に寄与することを目標としています。さらには、安心安全な日本のイメージを強みにして、世界にmade in Japanの食材を供給することを目指します。

FRDジャパンのミッションイメージ

スマートフーズ®とは

環境制御型食料生産においては、環境を制御して生物の成長を最大限効率化することができる反面、設備やエネルギーに大きなコストがかかります。FRDジャパンでは、農水産業とエネルギー産業を【スマート化】し、次世代食料生産技術の創出に向けた取り組みを進めています。スマート化とは、ICT(Information and Community Technology)を駆使し、エネルギー利用やインフラの運用を最適化するシステムを構築することです。「スマートアグリ」は、ICTを活用しながら、再生可能エネルギーの導入を促進しつつ、食料生産、加工、物流、6次産業化などを最適効率化し、食料生産のスマート化を目指すことで、そのような方法で生産された次世代型食料を表現するコンセプトとしてスマートフーズ*という新しい言葉を創出しました。

スマートフーズイメージ

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